大人になり社会の色々な面に触れると、新たな刺激と同時にストレスを抱えることになります。ストレスは万病の素で、様々な病の原因でもあります。

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逆流性食道炎と胃がんの初期症状の違い

逆流性食道炎と胃がんの初期症状の違いは胸当たりに違和感が出るか喉元に違和感が出るかの違いです。
逆流性食道炎は食べ物を通る道である食道と胃には弁があり、その弁が常に蓋をすることで胃液が上に上がることを塞いでいます。
加齢による筋肉の衰えや食べてすぐ寝るなど弁の開閉がうまくいかなくなります。

この流れによって、本来入るはずのない胃液が食道に流れ込みます。
流れ込んだ胃液は強酸性なので、食道の粘膜を壊してしまいます。
そして逆流性食道炎の初期症状として、神経を攻撃するので引っかかる感覚や乾いた咳を誘発します。

胃がんの場合は、その名の通りに胃の内部でがん細胞が発生し細胞の浸食をすることで膨れ上がった結果周辺の神経を圧迫し痛みとなる症状です。
胃は胸よりも下に位置する臓器であり、その部分の神経が圧迫されると胸周辺に違和感として現れます。
その初期症状としては逆流性食道炎と同じくげっぷが出たり吐き気がでますが、決定的な違いは胃もたれと下痢をだすことです。
胃もたれは胃が重く感じるもしくは少々ではありますが胃の神経を攻撃するような痛みを発することです。

先に言ったとおりに胃がんは、がんに変化した細胞が膨張し胃の周辺の神経を巻き込んで膨らむことで痛みを発します。
そのため膨らんだ重みによる圧迫と神経への刺激によって違和感が出るのです。
そして下痢については、消化器官にダメージを与える胃がんは腸にも影響を与えるのでまれに血液交じりの下痢を出すこともあります。
このことから逆流性食道炎と胃がんの初期症状の違いは、胸よりも上に違和感があるときには逆流性食道炎となり胸と胸よりも下に違和感があるときには胃潰瘍および胃がんの初期症状ということになります。

ただし注意しなければならないのは、実は逆流性食道炎と胃がんの初期症状の違いは違和感の位置に違いがあるといいましたが発生する症状には酷似するものは多いです。
そのため逆流性食道炎と思って安静にしていれば治ると過信すると、数日経った後に実は胃がんだったということも考えられるケースです。
そのため逆流性食道炎と胃がんの初期症状の違いに関係なく、胸元周辺に強い違和感が出た時には医療機関を受診して内視鏡で調べてもらったほうが重症化リスクをなくせます。

胃がんを手術治療したら逆流性食道炎になった

逆流性食道炎と胃がんの初期症状の違いはありますが、実は胃がんから逆流性食道炎を発症するということもあります。
それは胃がんを手術治療したら逆流性食道炎になったという場合です。
胃がんを手術治療したら逆流性食道炎になったというのは、ステージ2の胃がんに対する処置による影響です。

ステージ2はほかの血管や臓器による転移はないですが、内視鏡では切除不可能な大きさとなった状態です。
そこで行う治療は、腹部を切った後に広がったがん細胞を胃の組織ごと切って再び胃と腸を直結する手術治療を行います。
この手術を行うと処置のため仕方のないことではありますが、どうしても胃が小さくなってしまいます。

その状態で、これまでと変わらない胃液の分泌量を出してしまうと当然ながらすぐに胃の中を満杯の状態にしてしまいます。
それでは胃と食道の境にある弁でも抑えきれなくなるので、簡単に胃液が上にあふれてしまい逆流性食道炎に発展することになります。
胃が小さくなることでの逆流性食道炎になった場合には、一般的に行われる食事療法では改善が難しいです。

一般的に胃が小さくなったことが原因で逆流性食道炎になった場合の治療法としては、アルコールの摂取や脂肪分の多い食事を減らしながら胃酸の分泌を抑える漢方などを飲んで対処することになります。
それでも対処しきれないことが分かれば、今度は逆流性食道炎を予防するための弁を人工的に固くし胃液の逆流を防ぐ手術を行い簡単に開くことを防ぎます。
どちらにしても逆流性食道炎は不快な気分になる症状ですが、放置すると実は胃がんではなく食道がんを発症する危険な症状です。
そのため胃がんの2次被害を防ぐためにも、胃酸の逆流に悩んだ時には適切にしっかりと処置することが大事です。