大人になり社会の色々な面に触れると、新たな刺激と同時にストレスを抱えることになります。ストレスは万病の素で、様々な病の原因でもあります。

  • ホーム
  • 生活習慣病?腰痛の原因となる習慣とは

生活習慣病?腰痛の原因となる習慣とは

腰は身体の中心にあり、文字通り人体を支える重要な役割を持っています。
一般的に言われる「腰」とは、5つの腰椎から成り立つ背骨の一部であり、腰骨は首や頭へとつながり上半身を支えています。
また、肩から延びる腕の重さもすべては腰が支えています。
その為、上半身の動きや反動はすべて腰への衝撃につながっています。
また、腰の下にはお椀のような形をした骨盤があり、骨盤の中には大事な臓器が守られています。
骨盤は股関節で脚へと連結しており、立っている時の反力や歩く際の衝撃もすべて腰へとつながっています。

腰痛の原因は大きく3つに分けることが出来ます。
まずは椎間関節に問題がある場合です。
腰椎は5つの椎体と呼ばれるブロックのような骨と、それぞれの骨の間にある椎間板と呼ばれるクッションのような繊維質で構成されています。
腰の関節がずれてしまったり、骨粗鬆症などにより骨がつぶれてしまうと痛みが生じます。
また、椎間板がはみ出てしまう椎間板ヘルニアでは、はみ出た繊維が神経を圧迫することでしびれや痛みが生じます。
これらはレントゲンやMRIなどの診察で診断することが出来ます。

しかし、整形外科で診察を受けても腰痛の多くは原因不明とされています。
その原因が筋筋膜性腰痛です。
筋膜とは筋繊維を包み込む膜のことですが、この筋膜は脚の先から頭のてっぺんまで全身でつながっています。
筋肉や筋膜はレントゲンなどの画像診察では表すことが出来ないため、はっきりとした診断が困難とされています。
また、腰だけの問題ではなく、生活習慣による全身の歪みや筋肉の緊張のアンバランスさが腰の痛みとなって表れているというケースが多く見られます。

最後に、長時間の立ち仕事やデスクワークなどの生活習慣で生じやすいのが仙腸関節性腰痛です。
仙腸関節とは骨盤の一部であり、背骨とお椀のような骨盤を繋いでいる部分を指します。
仙腸関節は上半身と下半身の連結部にあたり、歩くときや座っている時に負担がかかります。
デスクワークで脚を組むことが習慣となっている場合にも注意が必要です。

立ち仕事で患った腰痛の解消法とストレッチ法

長時間の立ち仕事では腰に長い時間負担がかかります。
その際に、腰を反っていたり、左右のどちらかに体重が偏った立ち方が習慣化していると骨盤の歪みが生じ、それに付随する筋肉や筋膜に負担がかかります。
生活習慣からくる腰痛の解消法としては左右や前後の筋肉を整え、正しい姿勢を身につけることが重要です。

腰痛の解消法としては骨盤の筋肉を整えるストレッチが重要です。
まず仰向けで横になり、片脚は伸ばし、もう片脚は膝を抱えるようにして両手で胸に引き寄せます。
ゆっくりと左右交互に行い、腰~お尻の裏を伸ばします。

次に、左右のバランスを整えるストレッチです。
仰向けで横になり、両腕を横に広げます。
片脚は伸ばしたまま、もう片脚を股関節・膝関節とも直角になるように上げます。
上げた方の脚の膝が対側の床へと着くように、体をねじりながら足を倒していきます。
この時に対側の腕で膝を押さえて倒すとよりストレッチされます。
首~肩~腰~脚へと全身のストレッチになりますので、足を上げた方の肩は床から浮かないように注意しましょう。

最後に、腿~膝の裏の筋肉と体の側面を伸ばすストレッチです。
床に座り、膝は伸ばしたまま両脚を開きます。
この時、腰が後ろへ倒れない範囲で脚を開くようにしましょう。

姿勢がきつい場合は片脚の膝を曲げ半分胡坐の姿勢をとります。
脚を伸ばしている方の手を膝の上に置き、反対の腕は天井に伸ばします。
そのまま、天井に伸ばした手が伸ばした足の方へ近づくように体を倒します。
この時に、体がねじれないように常に正面を向くように意識し、わきの下~横腹が伸びるように意識します。

また、体に負担の少ない生活習慣として左右対称の姿勢を心がけたり、座っている時にも意識的に背筋を伸ばすことが大切です。